読んだ本
理系のための人生設計ガイド―経済的自立から教授選、会社設立まで (ブルーバックス)
- 作者: 坪田一男
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/22
- メディア: 新書
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高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)
- 作者: 水月昭道
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/10/16
- メディア: 新書
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2冊読みました。いろいろ手をつける前にまずは「自分の人生をどう進めていくか」という点を考えた結果、
「修士までいくのか博士まで行くのか、それが問題だ」
ということで
「博士行ったらどうなんすかね」
が気になるのでそういう本を適当に探して読んでました。
とりあえずワーキングプアの本を読んで思ったことをば。
博士課程まで行った学生の就職先がなくて修士まで行った学生は割とある現状が不思議で仕方なかったけどいろいろ納得がいった。
世間が割と博士に偏見を持っているということもよくわかった。アメリカ社会が個人的に理想に見えてくるのは、教育関連に関しては向こうのほうがはるかに仕組みが洗練されているからだと思う。
大学の教育充実のために院生を増やしたことによるポストの確保を進めていかなかった企業や大学が悪いとは一概に悪いわけではないけど、計画を進める前にもう少し議論が必要だったとは思う。
博士の可能性がある自分としては、とりあえず固定観念に駆られないで視野を広く大学生活を過ごそうと思ってる。
教員のポストや企業への就職などはとりあえずある程度研究を始めてから考えたい。
理系のための人生設計ガイドの方は、院生や研究室に配属された理系は一回は読むべきだなと思った本だった。個人的にはあと数回は読み返すことになると思ってる。
割と経済的なことをあまり考えない性格だったのだがいろいろ考えさせられた。ケチれることは全部ケチろうとかいうことではなく、どのように資金運用をするかなど。他にも起業するにはどうするべきかなどなど。
理系は専門に特化して研究だけを進めるべき みたいな偏見は特に持ってなかったけど、人脈の重要性はよくわかった。人のつながりが未来を形作ると考えると、今の自分が人間関係を切りすぎている傾向にあることに気づいたので、昔の付き合いの友達などとの交流も復活させていきたいなと思った。
自分の文章力のアップのためにもブログは割と役に立つと書いてあったが、このブログに
文章力
とかいう高尚なものがあるわけねーよ
ということに気づいたので徐々に鍛えます