それでも僕らはヤってない



いろいろとこじらせた人たちが送るオムニバス形式の恋愛漫画
主に、主人公と上司、連れてかれたキャバクラのキャバ嬢、主人公の片思いの人、上司の元彼女、その部下あたりを中心とした恋愛模様を描く。
表紙買いで一巻を買ったところまあまあ気になったのでKindleポチっとなが炸裂、無事ポイント喪失ムーブをキメる。


主人公は大手ハウスメーカーの営業。昔から片思いの子がいるも、童貞特有の付き合いに関する「重さ」のために29歳童貞。
一方、上司は妻を早くに亡くした既婚者。しかし、キャバクラで女の子を口説いたりするまあチャラ男っぽいおじさん。

上司は主人公にいろんな機会を与えようとするも、彼は持ち前の童貞力で拒否り続ける。キャバ嬢にホテルに連れて行かれても何もせず逃げ出しちゃう。
しかし、ある時片思いの女性が客としてあらわれる運命の出会い。だが彼女はすでにバツイチだった…

そこからこのメンバーに関連する仕事の人たちを含めた恋愛模様を描く。



何が面白いって、男キャラが29歳童貞ばっかりでこじらせ発言のオンパレード。
けどだいたいこれなんか既視感があるような…まあいいか。
けど、キャラの謎(?)のまっすぐさもうまく表現されている。

それぞれのキャラが非常に立っていて面白い。が、一個ストーリーが終わるとあんまり出ないキャラもいるので、
その辺がどう収束して行くのかは現在も不明。

現在3巻まで出ていて、そろそろ4巻が出るみたいですね。またポイント減る形になるわ。


以下、ちょっとした自分の感想



主人公の苦悩に、「自分と相手の未来が想像できない」っていうフレーズが何度か出てきた。
これ、割と重要だと思っている。
まあぶっちゃっけ鮮明に未来が想像できるってどんなよ?とは思うが、確かに難しいところである。
重く考えるというのはある意味で、リスク、責任を持ってるということでもある。

自分と相手が付き合うという話で、ただ短期間ちょっと遊びたいと言うなら話は別として、結婚までを考える場合、
そこには今後どうなっていくのかっていうのを考えて行く必要がある。
そこまで考慮したうえで、付き合えるのかを考えるというのはある意味でかなり真面目に検討しているわけである。

それを重いと表現するのは自由だと思うが、真剣でもあるということは評価すべき項目なのかなと思った。
29歳というのはそれだけそういう時期が訪れているわけである。知らんけど。

やるなら最初は好きな人とというのはおそらく男女ともに一般的な思考なんだろうと思うが、年を取ってそれを維持し続けると
どんどんこじらせていくのかもなあと考えると、ある程度ラインはあるのかもしれんなあと思わされることもある。

すごいふわっと何も言ってない表現になってるが、語彙力が足りないだけである。悲報でござる。



3巻当たりでとても素直に生きてきたけど、親のために結婚したい。しかし結婚相手がいなくて出会い系であった人と結婚するというキャラが出てくる。
彼女は結婚だけが目的で、相手の素性はあまり問わない。とてもしっかりしていて相手に期待せず自分の力で支えるといって結婚しようとする。
相手は御曹司、しかし実際にはただの遊び人で何もできない。遊ぶのに忙しくてどうでもいいという様子。

しかし真摯に向き合うその子に御曹司も心打たれ、結婚はできないまでも結婚写真を取るところまで行く。
だが、彼女の父親が倒れて泣きつく姿を見てプロポーズ、その後も結婚前提とした付き合いをお願い。

非常にいい話のように見える。が、ここまでされないと心を打たれて改心しないのかとも思う。
割と人間には良心というものがあるので、形式上結婚などというのはなかなかできない気がする。

人間のクズになり下がっていく段階はいくつかあると思うが、自分の中でこれだけは守るべきラインというのがあるという気がする。

それは、「誠実たれ」である。
対象は何であれって感じである。
バイトとかで自分が仕事できないとしても、できないなりに「できないんだから適当でごまかそう」とかはやっちゃいかん
って感じ。
人とあってる時に携帯をひたすら眺めるとかいうのも論外かなと思う。それで話のネタを探すのならまだしも、会話をあきらめてTwitterしたりなどは言語道断という感じ。

この御曹司はその辺すらも守らない真性クズ野郎で、その対照の表現か知らないが、同じくクズの女性が出てくる。
この人は結婚前だけど、相手がべた惚れ、相手の給料がよくて専業主婦できるから結婚。相手が金持ちならだれでもいいという感じである。

こういう魂胆をした人間は世の中に結構いるかもしれんが、おおよそしゃべって見破れるようにする必要があるなと思う。






マンガだと割と都合のいい展開というのが捻出されるが、だいたい現実世界では都合のいいことは起こらないので、
動く時は自分から動くべきだろうというのはいつも思うことである。
もちろんイケメンとか美女の方は勝手に起きるのかも知れんが、それは知らん。一般ピーポーの話である。


これかなり重要である。何度も書いてそうだけど。
よくあるパターンは以下の展開である。


「楽しかったわ!また飲もな!」
「おう、また!」

「今度飲もうぜ!」
「楽しみにしてるわ!」


またとか今度はいつなんですかね

これがとても嫌い。だいたいやらんし。
もちろん物理的に離れた距離にある人の場合は仕方ないところある。
でも、まず飲むかー?って決まったらまずは「○○日どうよ?」って入るべきですよね。
ここをガンガン日程決めて会ってる人らっていわゆるリア充の方々だと思うんですよね。
割と見習うべきところですよね。


まああほーどりさんはただのオタクなんで、リア充でも何でもない何物にもなれないクソなんですけど、
これくらいは生涯徹底しとこうかなとは思いますね。

たぶん道徳の教科書に載せていい内容




で、前に戻るんですけど、
人生経験ってなんやって話ですね。
童貞とバツイチじゃ釣り合わんぞ的な展開が最初に出るんですけど、差があり過ぎて完全に詰むものなのかどうか。

まあ人間失敗から得るものは多いとはいえ、別に釣り合わんこともないんじゃないかと思いますね。
性格なんて20くらいまでに大体形成されてるもんですし、経験の数の多さなんて人によりけりですよね。
しかも失敗からみんなが学ぶかと言われると果たしてそうとは限らないので。
同じ失敗繰り返す人いますよね、どこでも。

って考えると、まああるに越したことないくらいなんじゃないかと。知らんけど。


人生まあまあ過ごしてきたけど、まあ顔が別によくなくても友達もいっぱい作れるし、
多少何かしら問題ある人でも付き合ってくれる心の広い人は世の中にいっぱいいると思うんで
素直に人を選びながらなら生きていけるんじゃないかなという気がするんですけどね。





こうなんか語ってるように見えて重要なところは「知らんけど」で投げるあたり説得力の喪失感を捻出できてませんかね。
本ブログはこう
「おっ…?」
「あっ…」

って感じで締めて行こうと思います。伝わらん?あ、そう…
まあそんな感じです、知らんけど


明日発表の資料がまるでできていないし喉が完全に死んでて声すらまともに出ない状況ですが、私は元気です。
ついでに水曜の資料も何もできていないです。

大丈夫かって?知らんけど。
俺が誰かって?クズですけど。