ラブレター
- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2014/05/31
- メディア: おもちゃ&ホビー
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評価 9/10
所要時間5~10分ほど
ラブレター。
非常に簡単なんだけど奥が深い。
16枚のカードだけで構成され、それぞれのカードには効果がついている。
①兵士 強さ1 5枚
対象のプレイヤーに兵士以外の種族を宣言
そのプレイヤーがそのカードを持っていればその人はゲームから脱落
②道化 強さ2 2枚
対象のプレイヤーのカードを見る
③騎士 強さ3 2枚
対象のプレイヤーとこっそりカードを比べ、小さい強さのカードを持っている人がゲームから脱落
④僧侶 強さ4 2枚
自分の次のターンが来るまで自分はカードの効果を受けない
⑤魔術師 強さ5 2枚
対象のプレイヤーの手札を捨てさせ、山札からカードを一枚引く
⑥将軍 強さ6 1枚
対象のプレイヤーとカードを交換する
⑦大臣 強さ7 1枚
自分の手札が合計12以上になった時、ゲームから脱落する
⑧姫 強さ8 1枚
このカードが捨札になった時、ゲームから脱落する
以上のカードを使って行う。
基本的に自分の手札には一枚のカードがあり、各ターンごとに山札から一枚ドローして、捨てたカードの効果が発動する。
これだけなんだけど、非常に奥が深いし読み合いがアツい。
普通に1ゲーム5分もかからないけど、気付いたら20戦はしてしまう感じのボリューム。
姫を持ってしまった時の大臣や将軍の怖さ。
魔術師で姫を捨てさせられたり、騎士で脱落させられたり、兵士の当て勘でつぶされたり、死に方はいろいろある。
けど、死んでもそれはそれで盛り上がるし、何よりゲームを見てるだけで割と楽しい。
これはなかなか考えられたゲームだと思う。安いし普段ボードゲームをやらない人にも気軽に楽しんでもらえるという意味ですばらしい。
惜しむらくは家に6人で集まっていたので二人が寝てしまうまでできなかった点。2〜4人だからまあ仕方ないが。
恐らくこれを枚数増やして多人数対応させると覚えにくくなって読み合いが厳しいと思う。人間のある程度記憶で行ける範囲を攻めている感じ。
読みが当たった時やコンボを決めた時の快感は至高。
積極的に流行らせていきたい。