読んだ本

理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術

理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術

理系のためのキャリアデザイン戦略的就活術という本を読んでみました。
今は就活しないけど、いずれやらなければならないのではやめに意識しとくかって感じで。

特に重要だったのは、文系のような就活をしても意味ないってことですね。企業がわざわざ理系を取るとき、文系とは違う素養を見ている。
研究によって培ってきた問題解決力、仮説の立て方、分析力など。

そして基本的に研究で忙しい分、就活には時間があまり避けない。つまり、就活のための時間を捻出するために指導教員を説得する必要がある。
ここにまさにコミュニケーション力が求められる。

よって文系と違って積極的に研究をアピールしていくのがよい。
そして、企業を決めるときも研究テーマに近い業界とかではなく、B2Bの企業等もしっかり見たり、関わっているけど表にあまり出てこないところを探すのがいいようである。
○○工業学会とかに載ってる企業や日刊工業新聞などを見るのも見つけるのに役立ちそう。

自己分析等は自分が何をしたいかを考えるためのただのツールであり、それが重要なわけではない。
一番重要な視点は、自分がどの企業に入りたいかじゃなくて、相手がどんな人材を欲しがっているかをしっかり見極めること。
だから、自分が出来ることなどをしっかり把握しておく必要がある。
プログラミングがあまり出来ないのにSEを求めている企業に入っても使えない人材になってしまう。
逆に、業界が違っても、自分が研究でやってきたプロセスっていうのがその会社とマッチしている場合はそこをアピールしていけば良いことになる。

というわけで、理系就活で重要となるのは、
①研究のアピール どのように取り組んでいるかなどのアプローチの仕方、考え方
②企業が求めている人材と自分が持っているスキルや能力のマッチング
③どのように時間を捻出しているかのアピール

みたいなことができれば割と通りやすいのかも。