王と枢機卿

評価9/10
所要時間 45~60分ほど


王と枢機卿です。
なかなかタイトルの文字がいい感じですね。

ミヒャエル・シャハト氏という方がデザインされてます。

今回は二人プレイ。ルールが若干特殊かな。言語依存はないです。


簡単にルールを説明すると、

ゲームボードがあります。ヨーロッパの地図です。
いろんな都市が書いています。色分けがされていて、
紫の地域だけひとつ、他の地域はふたつあります。

プレイヤーには手札が三枚与えられます。
そのうちの何枚かを使って修道院を地図においていきます。

これを山札がなくなるまで繰り返します。
そして、一回目の中間点が入ります。

この時、点数は以下のように付きます。

①一番多く修道院を置いているプレイヤーはその地域の修道院合計の点数を得る。
②二番目に修道院を置いているプレイヤーはその地域の修道院の一番多く置いているプレイヤーの修道院の合計の点数を得る。
③三番目の人は二番目に多く置いている分を得る
以下繰り返し


後半戦では、枢機卿という駒を置いていきます。
枢機卿は地域の真ん中にある紋章に置きます。
置ける個数はその地域に修道院を最も多く置いているプレイヤーの色の数だけ。
これは地図に示された隣接した両方の地域に枢機卿を一番多く置いている人が枢機卿の数の分だけ点数を得ます。
隣接してなかったり、片方しかトップではないときは点数はもらえません。

あと、地図上で連続してつなげて修道院を置いていると、4つ以上でつなげてる分だけ点数がもらえます。

ルールは大体こんな感じ。

以下、感想。


とりあえずおもしれー

とりあえずカードが三枚しかないから、やりたいことができないもどかしさがある。そして、なかなか邪魔したりの要素が多くてインタラクション性も強い。
修道院の点数の付け方のおかげで、他のプレイヤーがたくさん置いているところにしれっとおくだけで結構得点が得られるシステムなんか面白い。

枢機卿も置ける個数が修道院の最大数で決まるから、場合によっては、ひとつおくだけでトップが取れる。
極力最低限でトップを狙いながら、隣接しているところを狙う感じがおもしろい。


けど、やっぱりこれ3人か4人か一番盛り上がるね、たぶん。
巷で言われているけどシャハトさんのゲームは三人ゲーが多いらしい。ちょうどうちは三人くらいしか集まらないことがいいので、これはシャハトゲー集めるまである。

他のゲームと比較するとキレを感じるけど、三人でやってから再度評価したいので9にしました。

ちなみに最終はこんな感じになりました。


そろそろ写真を積極的に取っていくか…