人生が変わる一ヶ月

久しぶりですね、こんばんわ。あほーどりです。

実は本当にいろんな事がこの一ヶ月に起きた気がします。正直人生が大きく変化したような気持ちですね。
自分への整理も含めて、ぜひまとめていきたいなーと思います。


①フィリピンから無事帰国した。
2ヶ月間行ってたフィリピン留学から無事帰還することができました。最初の一ヶ月目はまったりと英語に慣れる感じで過ごしましたが、
二ヶ月目は本気で勉強したという満足感がありますね。

行っていたのは、こちらのPINESインターナショナルアカデミーというところ。
http://pinesia.com/

だいたいどんな感じかというと、

8時間授業(グループ4時間+個別4時間)
それにオプション授業が2時間ほど
月〜金は外出不可という感じ。

レベルは10段階に分かれていて、5までが初級キャンパス、6以上が中級キャンパス。
あほーどりさんリスニングできなさすぎて最初はレベル3からスタートしました。

①最初の一ヶ月目
授業はとてもぬるかったです。女の先生と仲良くしゃべってたら授業終わるって感じ。
究極に朝型だったので、朝4時半とか5時に起きて夜10時半か11時に寝る生活送ってました。
朝のリスニングのオプションクラスを取ってたので、早起きは慣れたかな?

テキストについてですが、

文法ライティング 日本で習ったことを復習 英語での定義が少し勉強になった
リスニング  ディクテーションに非常に特化した勉強 とても聞き取りの重要性を実感した。
ディスカッション 韓国人の文化を聞けてカルチャーショックを受けた。
パターン 典型的な英語構文的なものを習った。比較的使い道が多いのが選ばれてるらしい。
リーディング 読む授業 アクセントやrlの違いなど日本人が非常に苦手とする発音をかなり丁寧に教わった
個別ディスカッション 基本的に日本文化や友達、好きなものなどパーソナルな質問についてを深める授業 典型的な日本人には少し慣れなく答えにくかった
イディオム 意外とみればわかるようなフレーズが多かったけど、ひたすら「Why?」とか「Make a Dialog」と言われて厳しかった(俺だけ)

まあ久しぶりに英語の勉強の復習という感じです。けど授業だけでかなりの会話量になることもあり、なかなか悪くないと思いました。
確か宿泊費と授業料足して1月で13万くらい?ちょっとバイト頑張ったらこれそうなレベル

けど8月に行ったので日本人がとても多く、そこは問題かなと思いましたね。やはり外人だらけの環境が英語力を強くする。
ルームメイトは韓国人と日本人でした。もう一人の日本人とよくしゃべってしまったので、あまりよくなかった。
けどまあ全体的に能力は底上げされたという感じ。



リーディング以外は


どうやらレベルが上がると急に難しくなる様子。もうちょい高いレベルに入るべきだったか…

②二ヶ月目

だいたいベースは変わらなかったと思いますが、先生らの厳しさが少し上がりました。
文法とかの指摘もがんがんくるようになり、かなりハードになってきたように思います。
あとひたすら課題もらいました。毎日エッセイ二つと、他の授業の予習とか。
たぶんトップクラスでまじめだったと思う。

ここで重要なこと


ライティングをひたすらやってると頭が整理されてスピーキングも伸びてきました!やったぜ!

ということでみなさんライティングやってしゃべる練習しましょう。しゃべるのは慣れです。
あと下の本なんかで、中学レベルの英語をぱっと言えるようになるのも重要です。

基本的な文章の構成で意外としゃべれます。スピーチとか以外は。スピーチとかはとりあえずテンプレ形式を覚えるしかないっすね。
以下一例

I think ○○ is very important for me. There are two reasons. First reason is 〜〜〜〜〜
Second reason is 〜〜〜〜〜    This is why I believe that ○○ is essential.


こんな感じのテンプレに当てはめてあとは中身を埋めるだけです。意外と行けます。
ライティングとスピーキングが似てて、リーディングとリスニングが似てます。これらはたぶん連携してますね。両方同時に勉強するのがかしこい。

帰ってからとーいっくのリスニング聞いてみましたが、すげー遅いなって思ったので成長はしてるはず

こんな感じで現在英語あまり使ってませんが、二週間後にTOEFLをぶちこんだので二ヶ月の成果をぶつけてこようと思います。


②博士進学をあきらめた。
いろいろありましたが、博士進学やめました。
どうしても今の研究室で同じテーマを進めても技術もつかないし使えない博士になる未来しか見えませんでした。
5年一貫のコースで入ってたので、かなりプレッシャーもあり、簡単にやめるとは言えない状況だったのが悩みを加速させてました。
しかし、フィリピンから帰ってきて研究を開始したときに、「あ、俺無理だわ」と悟ってしまったのです。
直感ですが、割と自分の直感はあたるのでこれはもうやめるしかないなと教授に相談しました。おーけーでました。

せっかく意気込んで入ったのにご覧の有様と言うほかないですが、自分の能力が突出して低いとは思ってないです。
たぶん伸ばせる方向性をミスってしまったんじゃないかなと真剣に思ってます。
研究テーマがもう少しわかり易ければここまでこじらせることもなかったかな…

いくつかありますが、だいたい重要だなと思った問題点は以下の三つ。

①周りの博士進学者のレベルが高い
うんこレベルで進学しようとして申し訳ない
やはり抜群にずば抜けた人しか行かない方がいい難しいコースですね

②就職が遅い
最初は気にしてなかったんですが、以下の文章でも続く事情やいろいろとお金が足りないことが
自分のプレッシャーにつながってましたね。あと学振も落ちましたべ。やっぱ厳しーわまじで
父親も結婚しろとか言ってくるし無理ゲー過ぎでしょまじで

③モチベーション枯れた
研究への自信が完全に喪失されました。もう少しわかりやすい研究がしたかった。
教授のレベルもさることながら、認知系を扱うと途端に難易度が上がるということは実感した。
そして現研究では必要となるスキルが全くつかないことが自分をとても焦らせた。(プログラミングなどを使ってなかった)

というわけでそろそろ就活を始めようと思います。けど、卒業は2017年度になるかな。
一応4回生からの志望通りコンサルとかを中心にベンチャーとかいくつか受けてみようと思います。あんまり大企業には行きたくないかな。
同じ会社に40年とか勤められる気がしないんですよね。5,6年ごとに会社変えて必要とされるところで働きたい。
というわけで高い実務スキルがつけられる業界と言うことで考えてます。まだ浅いので今からがんがん詰めていこうとは思います。


③1年6ヶ月つきあった遠距離の彼女と別れた
人生でもトップクラスにへこみました。1週間くらい情緒不安定の極みだった。
昨日きちんとけじめをつけてきたので、整理とともにきちんと本音をまとめてみようと思う。


もともと4回生のときに会いに行ったのがきっかけだった。正直ひとめぼれだったかな。
かわいいうんぬんではなかったと思う。雰囲気にやられたという感じ。もともと顔自体はそこまで気にしてなかったけど。
声がとてもかわいかった。あまりにもちょろいと言わざるを得ないが、基本女の子耐性はあまりなかった。

何度か会った。お互い多少遠いので、土日にお互いのところにおでかけしてとても幸せだったと思う。
別れたあとの涙は正直様式美だと思う。最近涙腺弱い。


その後、卒研で忙しくなりあんまり会えなかったのもあり10月から5ヶ月ぶりくらいに3月にはじめてうちに招待した。
その次の月から付き合って、向こうがこっちに遊びに来てくれることが多くなった。
つらい時期も何度かあったが、彼女と会えるならなんとかしようと乗り切ってきたところもあった。お互い苦しみながら生活していたように思う。


全体で見ると、1年と4ヶ月順調だったと思う。向こうがどう思ってるかは正直なところよくわからないが、こちらは一貫して好きだった。
もともとかなり誠実気質なので、浮気とかは決してしてないし女の子と出かけることもほとんどしなくなったと思う。でも、いろいろあって向こうには特に制限はかけなかった。
束縛は一切してない。お互い大人だから常識で考えられるかなって。

フィリピンに行ってる間におそらく異変は起こった。返事がなかったり特定のレスポンスにリアクションがない自体が続いた。
いやな予感がしていた。

やっぱりいやな直感はあたった。好きな人ができたから別れて欲しいと言われた。これが先週。嘘だろって思った。直感のことなんて完全に忘れてた。
自分に多少自信はあった。でもどうやら気のせいだったらしい。自信は喪失した。

自分に何か落ち度があったか考え直してみた。正直ほとんど見当たらなかった。向こうに聞いたときに、「特に不満なところはない」と言われた。単にほかの人がもっと魅力的だったようだ。
久しぶりにアイデンティティの崩壊を起こしたと思う。すべてを否定された気分だった。まともに食事も通らなくなり、寝れない日も続いた。ひたすら何もする気が起きず散歩したり無心に過ごして泣いたりしていた。
二日ほど死にたい気分が続きながら、週末に最後に会うという話でそれまで耐えた。途中で徹カラとかに行ったり、友人ちに遊びに行ってかなり紛らわせた。その場では気丈に振る舞えたが、家に帰るとだめだった。



この土日、3ヶ月ぶりに会ったけど自分の気持ちはやっぱり何も変わってなかった。どうやら一貫して好きらしい。向こうは極めていつも通り振舞った。なんでこいつこんな感じなんだろって最初顔も見れなかった。
すごく近いのにとても遠い、どこか別の世界の住人と話しているかのような気分だった。

会ってる間、必死に泣くのは抑えた。気丈に振る舞いたかったんだと思う。
けど夜自分の部屋で、本当に久しぶりに別の布団で寝た。寝れないし涙であふれた。2時間だけ寝て、彼女の横顔を見たり好きな音楽を聞いてただ時が過ぎるのを待った。
もうあの日々は戻ってこないんだねって。

朝起きたとき、向こうも泣いてた。何で泣くのか理解できなかった。振ったくせになんで泣いてるんだよって。今から幸せになりに行くんじゃないのかよって。
こんなに不誠実なコトされても考えるのは相手の幸せだなんてお人好しキチガイかよとか思うこともあるが、これが真実らしい。真実は小説よりも奇なりとはまさにこのことだ。

どうやら向こうへの気持ちは家族に近いようなものになっていたように感じる。いつもいる、父や母のような存在。
いつもつながっているような感情。
これが好きって感情だろうか?
何が違うって思った。
向こうの気持ちは好きとか嫌いって感じの感情だったのかもしれないけど、こちらの気持ちは
愛なんじゃないかなって思った。

そうだ、愛だった。


最後泣きながら、いままでもこれからも愛してるよって告白してきた。最後なのに。別れの時なのに。
はじめてちゃんとした告白をしたよ。
いままでの時は無駄じゃないと嬉しいな。

いまも悲しみはあるけど、相手に純粋に幸せになってもらいたいなと心の底から思ってる。
この気持ちに嘘はないよ。



最後に捨て台詞に「絶対後悔させてやる」って放ってきた。それ以来心はすっきりしている。
復縁なんかはもう考えてない。新しく生まれ変わってやろうと強く意思を持った昨日だったと思う。
いい男になって見返してやるって、高収入になって見返してやるって。
いまより高みを目指したらどこにたどりつけるだろうか。

最初から結婚まで考えてたなんて言うつもりはないけど、人生プランは少し変わったような気がする。
人生はレジリエンスが重要だなんて、ふと思う。
失恋したやつほど強いと聞くけど、なるほどこのつらさを超えてきた奴はひと回りもふた回りも鍛えられるような気がする。彼らは人生の強者だなと思う。

いまも変わらずLINEは続けている。そこに好きの気持ちはない。愛だけ。

色が移りゆく紅葉を見ながらの、人生のちょとした一ページの体験。
甘ずっぱい失恋の様を遅れて体験した。


何が変わったかな?

歌の歌詞に初めて共感できるようになってきた。成長の速さを実感する。
今なら失恋ソングに全力で感情移入できるよ。ただでさえうまい歌唱力が青天井だ。

もっとうまくなるからね。歌手にだって負けないよ。結婚式は自分のライブにしてやるんだから。


短い間だったけど、いい経験をさせてもらって本当に感謝したいと思う。

ありがと、さよなら、これからもよろしくね。

シドのボーイフレンドを思い出す。そーんなかんじ。自転車の後ろに乗って走り出したいな。





散りゆく葉っぱを見ながら、俺は、新たな一歩を歩み始めた。
まだ、人生の先は闇だけど、一歩ずつでも先に進めていこうと思う。そこに何があるかはわからないけど、もしかしたら新しい何がが始まるかもしれない。


がんばるね。がんばろうね。
これは終わりじゃなくて、はじまり。
そーんな秋の思い出。