アニメ感想

超久しぶりに更新したらこれかよ!

みたいな感じですがまあ…最近書く事なかったしな(開き直り


今回は友人宅でゼーガペイン東京マグニチュード8.0を見ました。

多少ネタバレ(あまり含まないようにはしている)含む感想なので以下見たい人へ。




ゼーガペイン

最初は「意 味 が 分 か ら な い」
サンライズありがちの理解さす気のない1話。まあそれだけならよかったんだけど…

4話まで見ても話が見えない


友人から「6話からが本編」と何度も聞いていたので我慢してみていましたが、前情報なければ切るレベル。
しかしそこからはすごかった。世界の真実が明らかになり主人公の自己の存在への葛藤などが上手く描かれていた。特に後半からの怒涛の展開には

【続きを見ずにはいられない】

といったところだろうか。特に素晴らしいのがEDの引きとその入り方だと思う。ほとんどの人が言ってると思われるが、次週が気になるような驚きの展開で終わることが多々あった。演出の技術を感じる。
物語も主人公が葛藤を乗り越えた後、怒涛の勢いで最終回まで駆け抜ける疾走感は見逃せない。うまくまとめられた作品だと思う。最終回の解釈は一度見ただけでは難しいように感じた。

まとめると
「スタートダッシュの遅い名作」といった感じだろうか。

声優も作画も別に突出したものではないのに世界観と演出と脚本の力がすごい。また時間を空けて見返そうかなと思う。


東京マグニチュード8.0

個人的には後半ががっかり感漂う作品だった。うまくリアリティを追求した地震をシミュレートした作品であるはずなのに死んだはずの弟が幽体として存在していたのはさすがに許されない気がした。
もう少し話を前後させて弟が死ぬのをラストに回せばこういう残念感を払拭できたかもしれない。
しかしそれ以外は非常に思春期の子供の心情を描きながらの成長物語のテーマを十分表現できていたので個人的には許容できる範囲ではあった。

涙を誘うシーンもしっかりとしていて涙腺がやられてしまった辺りも、十分楽しめてしまった感はある。が、二回目見ることはおそらくないだろう。