読んだ本

なぜ勉強するのか? (SB新書)

なぜ勉強するのか? (SB新書)

勉強の意味を問う本として一同読んどくべきかと思って読んでみました。

よく子供が問うことの一つがこれだと思う。

「なんで勉強しなきゃいけないの?」

子供を人格者に育てる際の壁ですよね。これを納得させられない親にはなりたくないなと。

ってことで読んでみたわけです。


「人類の進歩に貢献するため」



これまたいい解答ですね。壮大すぎですね。

まあこの解答に至るまでにこの本ではいろんな話をしてたどり着くわけですが、自分の中で重要だと思ったことをまとめておこうと思います。


将来、社会人に必要とされるもの

→理解力、表現力、想像力

これを養うためには、論理的な思考などが必要となるわけです。

最近では情報リテラシーっていう言葉を聞くことも多いと思います。情報過多の世の中では情報を自分で判断し取捨選択する必要があると。

このリテラシー能力を鍛えるために様々な勉強が生きてくるわけです。

社会問題を考える際に、議論するものの勘違いなどがあってはならないということで、脳死問題について作者は触れていますが、

脳死植物状態はどう違うのか」

をしっかり知った上で議論できる必要があるというふうに書いてありました。

社会はめまぐるしく変化して、いまも昔に比べて快適な社会への進化を遂げていますが、問題も同様にめまぐるしく増加しているので、こうした問題への質の高い議論をするには、先ほど述べた

「理解力、表現力、想像力」

の3つが不可欠であり、これがよりよい未来への貢献となる



というふうに上の結論へ至ったと。かなり省略はありますがw

これで子供にしっかりと説明できるようになったし、次は親力の本かな(笑)