読んだ本

「親力」で決まる ! 子供を伸ばすために親にできること

「親力」で決まる ! 子供を伸ばすために親にできること

前回読んだ「プロ親」になる!の作者の前の作品ですね。
読むの早すぎたとか言ってたけど家に届いたら「すぐ読めそう」とか思って開いたら3時間ほどで読み終わってしまった…

大筋はそんなに前と変わらなかったけど細部でなるほど…と思ったところがあったのでまとめとこうと思います。

まず第一に「楽勉」

楽しく勉強することの重要性ですね。なんだかんだで自分もこんな感じでやってきたなと思ったことのひとつに

「トイレに地図帳」

俺がこれで世界の国と首都170ヶ国ぐらい言えるようになったんだから効果絶大です。小3くらいに地図にはまり出して気づいたら虜でした。

歴史の漫画とかもいいそうですが俺はそれをしてこずに来たので歴史全くわかんないです…いまからでも少しずつ知識増やしたい。

この作者は読書好きへの導き方をしっかり説明してるんですが、読書楽しいですよマジで。今までしてこなかったの後悔するレベル。
この作者さんは漫画や絵本、語りかけなどから読書好きへのアプローチをかけていますが、まあ何でもいいと思います。
心に来る感動的な漫画や映画、何かをきっかけに「あ、この本の原作読みたい」とかあると思うのでそういうので始めれば十分でしょうね。

あと身近なことに算数を関連させるっていうのは非常に面白いと思います。パズルとかも楽しくできるという意味では最高の素材ではないかな?
パズ同でボドゲとかする機会が多いからわかるけど

「ゲームの重要性」

が最近実感できる。ゲーム凄い奴は勉強も本気出せばすごい。
要はいかに頭を使うかってところですね。

次の章では「学力、人間力
について書かれています。

子供の熱中体験が重要、これはガチ
これは「負けない」みたいなものを持っているのはそれだけで自信につながるってやつですね。俺の首都的な。
仕事を与えるというのもマネジメントの話に絡みそうですが重要だと思います。自分の仕事の責任というものをしれますし。

ラストの「幸せな親子関係」の章では子供の褒め方や伸ばし方が書かれています。
個人的にこれはみんなが知っとくべきって思ったのは

ピグマリオン効果で子供は伸びる」
「子供の伸び方は線形的ではない」
「大人の感情コントロールが必要」
「兄弟比較は百害あって一利なし」
「家庭はくつろぎの空間」

子供の伸び方は停滞期と成長期のようなものが交互に現れる感じで、停滞期に「成績悪いんだから勉強しなさい」みたいなことを言ってはならないみたいなことですね。自分が実感できてたことなのでこれは本当にその通りだと思います。

大人の感情的な態度などが子供のトラウマになるということがかなりケースとして多いということなので、親が子供と接する際には「一度頭をリフレッシュ」する必要があるのかなと。
あと家庭で子供がだらしないのは「これでいい」という考え、いいですね。
どこでも子供が緊張した生活を送るとストレスがたまるし家で厳しくすると学校がゆるくなったりするし、結局どこかでゆるくする必要があるわけです。それならしっかり家でくつろぎを与えてやるのが家庭の義務ではないかと。


なげーわw けどすぐ読めるし中古でも買えるので興味持った方は買うといいかも