読んだ本

Amazonで目を引いたので勢いでポチりました。
内容は非常に読みやすくすぐに読み終えることができました。
まあいつものように自分まとめを。

物事を相手に伝える際に、直球の表現、例えば
「レポートの提出期限を伸ばしてください」
みたいな内容を、以下のように変えるだけで同じ文意なのに結果が変わる。
「レポートのクオリティを引き上げたいので期限伸ばしてもらえませんか?」

ちょっと付け足すとイメージが変わりますよね?
こうしたちょっとした変化を扱う技術について詳しく書いてあります。

感謝の意味を含ませる場合

例えば
「この領収書、おとせますか?」
って文章も、感謝、そして人の名前を追加すると、
「いつもありがとう、○○さん。この領収書、おとせますか?」
にすると成功率が上がる的な。ほんまかよとは思いましたが、まあ印象は良くなると思います。

実は伝える技術って授業とかでもちゃんと習わない。けど、実際の社会では必要とされる技術です。作者が学んだことのひとつに対義表現を並べると印象付ける力が増すというのがあります。

「考えるな、感じろ!」
のような奴ですね。

また最近は個人情報発信力が高まっています。例えば、ネットの口コミとか参考にする人増えてませんか?レビューとかもそうです。
会社の説明よりも利用した実際の個人の意見の方が意味を持つのです。
この技術を磨くのは専門家から直接学ぶのが最短らしいですが、この本からも比較的学ぶところはあるのではないでしょうか?


ここからは技術面についてですね。「ノー」を「イエス」に変える技術。
これは頭の中で思ったことを直接言うのではなく、相手の頭で考えて相手のメリットと一致する様にお願いするというものです。

例えば好きな女の子をデートに誘いたいケース。
その子がイタリアンが好きだとすると、
「デートしませんか?」
じゃなくて
「超美味しいパスタ屋あるんだけど一緒にどう?」
みたいな感じにするといった要領。

次は嫌いなこと回避という手法

「この中立ち入り禁止」
ではなくて、
「中に入ると大怪我します」
みたいに、デメリットをプッシュしていく感じの手法です。

選択という方法もあります。
人間は往々にして決断が苦手なところがあるので(人による可能性もある?)、選択肢を相手に提示してあげるという手法。
「めちゃくちゃうまいピザの店とパスタの店どっちがいい?」
みたいな感じですね。

認められたい欲を刺激というやり方もあります。
人間誰しも自分のことが認められたときは喜ばしいものです。
それを積極的に利用していくのがこの手法ですね。

「残業お願いできる?」
を次のように変える。
「君の企画書すごい通りやすいんだよ。お願いしていい?」
褒めてる感じいいですね。ころっと行きそう( 人間ちょろいな(

他にもいくつかありますが多分この辺駆使したら十分使えそう。

この辺はちょっとした変化を扱っていますが、強いコトバについても同じように技術がありますが、それはさすがに本買って読んでください。(書くの疲れた