読んだ本

勢いで買った本だったんだけど、営業マンは読む価値があるんじゃないかなって思った。

この本は普通の営業マンだった男が、ある時を境に伝説の営業マンに教えを受け営業マンとしてだけでなく、仕事や人として必要な大切なものを学ぶ。これをストーリーとしてうまくまとめている作品。

例のごとくまとめを。

まず自分がどうなりたいかを明確にしないとダメだなと思う。
目標を立てずに人間は頑張れるような生き物じゃないと思う、と俺は個人的に思っているので、まず「一年後の俺はこうだ!」とか定めて発射する。
すると自然とそうなるにはどうしなければいいかが定まってくるわけで。

そして仕事をあとに回さない。できることを早め早めに行っていくことでのちのちの時間の余裕を作れる。まさにブーメラン。
おそらく多くの人が「ああ〜だり〜これまだ期限あるしあとでよくね?」とかなると思う。俺もまさにその考えでありギリギリまで粘ることが多い。
が、そんな思考で優秀な人にはなれないんだな、と気付かされる。

またわからないことを人に頼る。これはまさに必要なことかな。
現在ネットの発達でわからないことをネットで調べれるようになっているが、人間に関わることは基本的に先達の教えが参考になることが多いと思う。優秀な人からの教えは何物にも変えられませんな。

あと感謝の心。これは日頃から養う以外に道はないと思ってる。
ファミレスやコンビニなどで、自分がお客様気分で好き放題な態度をとる人たちが増えてるけど、正直謎だと思ってる。
ちょっとの礼儀があればお互い気分よくストレスを溜めずに仕事ができるはずなのになぜわざわざ不毛なことをするんだろうか。
商品受け取るときの「ありがとうございます」一言でも何かが変わればと思う。

そして聞くことの重要さ。これは将来の課題だと思う。
人の話を聞けずして人の気持ちを理解することはできない。
これは理系文系関係なく、相手の話を理解する態度というものがやはり必要なんじゃないかな。自分の話をひたすらする関係ってお互い分かり合ってるんだろうか?そうは思えない

こうした言われても見れば当たり前なことをうまく感動的なストーリーにしてわかりやすく伝えてくれている本なので気になった人は読んでみると良いかも。