読んだ本

資格を取ると貧乏になります (新潮新書)

資格を取ると貧乏になります (新潮新書)

サークルの先輩に資格厨のかたがいらっしゃるので煽り的な感じでタイトル買いしました。が、書いてる内容は弁護士、会計士、税理士、社労労務士あたりしか書いてないです。

で、このへんについては割と以前から言われてますよね。
大学院重点化の流れに乗って、大学教授たちが利益を伸ばすためにロースクールやアカウンティングスクール(だったかな?)を大量に作った結果wwwwwwwwwwwww  みたいな。

まああんまり知らなかったこととして、税理士の業務とかって会計士ができるんですね。天下りの温床みたいなことが書いててなるほどって感じでした。

弁護士になりたい意欲があってなるなら、問題なく活躍できるかもしれないけど、稼げるからとか就活だるいしろー行くかみたいな精神だと人生積む勢いみたいですね。
司法試験も三回しか受けれないから、見送ったりしてどんどんニート歴が長くなっていく…  

そんな人も法律に関して優秀だから取るか、みたいな企業はそんなにないそうです。っていうのも日本の企業的には、法学部っていう仕組みが日本にはあるので、若い法学部卒の学生とって実務能力つましたほうがいいじゃんってなるわけですね。世知辛い。

アメリカとかだと法律学ぶのは院になってからで大学の間は教養しかやらないので、こういった意味ではアメリカは弁護士が取ってもらいやすいのかも。

なんだろ、まあこんなもんかって感じでした。